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京都散策の参考にメモ程度に見所スポットをあげてみます。

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 本日の京都散策は、円山公園からです。祇園さんで親しまれている八坂神社を通りぬけると、円山公園です。祇園祭りの山車の格納庫の前を通り、東山の山麓を少しだけ登ってみます。

 円山公園は、春のさくらの季節は、ライトアップもされ、朝早くから夜も遅くまで、超満員で、一説には、座るところがなく、木にとまっている人までいるとか。あの有名な、シダレザクラも、一度は見てみたいものですが・・・。園内には、「いもぼう」他、食事をするところや、休憩の縁台も出ていて、京都のくつろぎの空間といったところでしょうか。

 少し上ると、ちろちろと水の流れに出迎えられました。子供たちの水遊びには最適空間です。涼しさが伝わってきます。

 京都散策で、丸山公園では定番過ぎるようにも思えますが、京都散策には欠くことのできないところでしょう。

 今日は、ここから、知恩院を通過して、通称粟田口から青蓮院へ向かいます。

粟田口は「京の七口」の一つ、大津、山科を経て三条大橋へと至る東海道での京への入り口です。青蓮院がある神宮道辺りまでを粟田口と呼びます。

粟田口を歩くとき、まず思い浮かべるのは粟田焼、豊臣秀吉の天下統一の後、秀吉が好んだこともあり茶の湯が広まります。その湯茶碗を焼いたのが粟田焼。京焼とも云われ、京都で楽焼と共に茶の湯にはなくてはならないものだったようです。明治の頃までは登り釜も残っていたと云いますが、大正年間に消滅したと云われます。

粟田口は、人通りもまばらで、いつもゆったりと歩くことが出来るところです。料亭らしきものが、数件ありますが、特にほかに目につくものもなく、なだらかな坂をのぼり、少し下ると青蓮院です。

国宝の青不動で知られるくらいですが、幕末には、救護所として、武家のむすめがかりだされて、看護に当たったという話も聞きました。

庭園は、池泉回遊式のお庭だということです。四季折々に、それぞれ異なった美しさ堪能できるので、とのおさそいがありました。境内全域が国指定の史跡となっているそうです。

京都の庭園は、どこに行っても本当にため息が出ます。今日は、ここでゆっくりして、しまいにします。

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 今日の京都散策は、市バス停「一条寺下り松」からスタートです。バス停から5分も歩くと詩仙堂です。この辺は、住宅地で、だらだらとつづく登り道です。京都散策といっても、特に特徴のない道が続き、行き止まりのようなところに、詩仙堂はあります。入り口も小さく、気をつけないと見過ごしてしまいそうです。入り口は竹林に挟まれた石畳で、静寂のなかに、石川丈山が隠棲した山荘であることを体感させられます。

 三河武士の丈山は徳川家康の家臣でしたが、大阪夏の陣を最後に家康の元を離れ、朱子学を学び隷書・漢詩の大家となり、54歳で京へ帰り、翌寛永18(1641)に詩仙堂を建てて学問にふけり、90歳で没するまでこの山荘で暮したのだそうです。狩野探幽に描かせた中国の詩仙三十六人の肖像と丈山自らが書いた詩仙の詩があることから、今では詩仙堂と呼ばれるようになったものだそうです。

回遊式庭園はサツキ、丈山考案の僧都(鹿おどし)の音が響く庭園です。

 京都散策といえば、庭園ですが、この詩仙堂は、個人所有の庭園という点で特徴があります。他の庭園が、寺院とか、権力者の所有のものだからです。個人所有の庭園としては、他に見ることの出来ないものです。

 四季を通じて、花々が庭園をかざっていて、歩いてみると、しばし佇まざるをえないほどの静けさです。特に、朝一番がお勧めです。

 本日の京都散策のコース曼殊院へ向かいます。

 詩仙堂をでて、東山山麓を15分、住宅地をぬけて、曼殊院です。途中、畑や小物屋を覗きながらの、そぞろ歩きです。

 到着してまず目に入ってくるのが、勅使門です。

 曼殊院は最澄が開祖です。長い歴史の中で、いろんなことがあった寺院のようです。やたらと親切な、寺院の住職の案内で、へえ~、ということがたくさんありました。まずは・枯山水の庭園が、最高の見ものです。

 今回の京都散策の最大の見ものといっておきましょう。

 水の流れをあらわした砂の中に鶴島と亀島を配した庭園は、見るものに時間を忘れさせるほどです。小書院は静かに水面をさかのぼる屋形舟を表現しています。すばらしい。見ていただくしか伝える方法も言葉もありません。

 少し、疲れたので、お菓子とおうすをもらうことにしました。時間をわすれ、閉館までいて強いました。帰りは、ずっと、下り坂なのが救われます。




 京都散策のお勧めスポットのひとつです。

 京都といえば、どこへ行っても、大勢の観光客にあふれかえっていますよね、ところが、この醍醐寺は、桜の季節こそ、賑わいを見せますが、普段は人気も少なく、古都京都を満喫できるスポットです。

 醍醐といえば、桜であることは、秀吉の花見で有名ですが、シダレザクラの見事さは筆舌に尽くせません。ソメイヨシノ、山桜も含めて、800本の桜が咲き乱れるさまは他では見ることの出来ない風情です。

 散策のルートは、地下鉄醍醐駅からスタートします。駅を出ると、とおりを隔てて小学校のグランドが見えます。このグランドを左に見て、静かな住宅地を抜けるように、ゆっくりとした上り坂を、約7~8分まっすぐ上っていくと醍醐寺の総門です。総門をくぐると左側に三宝院、右手が霊宝館です。前方の仁王門まで真っ直ぐな桜どおりが続きます。

 この参道には、三宝院の国宝唐門も左に見ることが出来ます。三宝院に入れば、その季節には枝垂桜の下で、おうすをいただくことも出来ます。

 仁王門をくくると、金堂・五重塔・不動堂・大講堂・弁天堂などの多くの堂宇が立ち並んでいます。金堂、五重塔は国宝です。京都にもたくさんの五重塔がありますが、紛れもなくこれが日本最古の五重塔だそうです。ここら辺の散策は、だらだらとした登りの階段や山道といった風情です。こんもりとした木陰は、夏でも涼しく感じるほどです。間もなく下醍醐の頂点につきます。池に鯉が泳いでいて、しばし佇んでみたいところです。

 さらに上醍醐へは、坂を上ることになりますが、散策ならこの辺で十分でしょう。帰りは、登りに平行してある山道などをゆっくり下ってみるのも一興です。夏なら、とぐろを巻いた蛇を見かけることもあります。



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