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京都散策の参考にメモ程度に見所スポットをあげてみます。

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 今日の京都散策は、市バス停「一条寺下り松」からスタートです。バス停から5分も歩くと詩仙堂です。この辺は、住宅地で、だらだらとつづく登り道です。京都散策といっても、特に特徴のない道が続き、行き止まりのようなところに、詩仙堂はあります。入り口も小さく、気をつけないと見過ごしてしまいそうです。入り口は竹林に挟まれた石畳で、静寂のなかに、石川丈山が隠棲した山荘であることを体感させられます。

 三河武士の丈山は徳川家康の家臣でしたが、大阪夏の陣を最後に家康の元を離れ、朱子学を学び隷書・漢詩の大家となり、54歳で京へ帰り、翌寛永18(1641)に詩仙堂を建てて学問にふけり、90歳で没するまでこの山荘で暮したのだそうです。狩野探幽に描かせた中国の詩仙三十六人の肖像と丈山自らが書いた詩仙の詩があることから、今では詩仙堂と呼ばれるようになったものだそうです。

回遊式庭園はサツキ、丈山考案の僧都(鹿おどし)の音が響く庭園です。

 京都散策といえば、庭園ですが、この詩仙堂は、個人所有の庭園という点で特徴があります。他の庭園が、寺院とか、権力者の所有のものだからです。個人所有の庭園としては、他に見ることの出来ないものです。

 四季を通じて、花々が庭園をかざっていて、歩いてみると、しばし佇まざるをえないほどの静けさです。特に、朝一番がお勧めです。

 本日の京都散策のコース曼殊院へ向かいます。

 詩仙堂をでて、東山山麓を15分、住宅地をぬけて、曼殊院です。途中、畑や小物屋を覗きながらの、そぞろ歩きです。

 到着してまず目に入ってくるのが、勅使門です。

 曼殊院は最澄が開祖です。長い歴史の中で、いろんなことがあった寺院のようです。やたらと親切な、寺院の住職の案内で、へえ~、ということがたくさんありました。まずは・枯山水の庭園が、最高の見ものです。

 今回の京都散策の最大の見ものといっておきましょう。

 水の流れをあらわした砂の中に鶴島と亀島を配した庭園は、見るものに時間を忘れさせるほどです。小書院は静かに水面をさかのぼる屋形舟を表現しています。すばらしい。見ていただくしか伝える方法も言葉もありません。

 少し、疲れたので、お菓子とおうすをもらうことにしました。時間をわすれ、閉館までいて強いました。帰りは、ずっと、下り坂なのが救われます。

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