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京の京都散策は、三条から祇園を目指します。
歌舞練場前を通過して、本当に細い路地、先斗町に入ります。先斗町は、鴨川と木屋町に挟まれた細い路地で、両側に飲食店が並んでいます。質屋さんがあったり、旅館もありますが、多くは、飲食店です。スナック風もあれば御茶屋産風のもあります。
少し歩いていると、木屋町側への通り向ける路地が、通り抜けられるところと、通り抜けられないところの表示がされていて、木屋町との客の流れを感じます。また、この路地の中にも、飲食店があるようです。どのくらいの店があるのか想像できないくらいありそうです。
京都散策というより、いっぱいやるのにくるところですね。
ゆっくり歩いても10分くらいで、四条通りに出てしまいました。少し、物足りなさがあり、少し戻って、炉辺焼き風の、鍬焼き「ぽんと」に入ってみることにしました。外から覗いても、安そうに見えましたが、その通り、鴨川側の席につくと、南座が川の向こうに見えます。すぐ四条大橋なのです。お酒と漬物、アゲ湯葉をたのみました。鍬焼きというのは、串モノや野菜などを鉄板で焼く際に鍬で上から押さえからのようです。
ほんのちょっとの休憩でしたが、祇園へ向かいます。
夕刻にさしかかり、人でも急速に増えてきたようです。四条通りを八坂神社方向に5分で、祇園コーナーの表示で、右に入ります。
この通りは、花見小路と呼ばれ老舗の御茶屋さん、料理屋が軒を連ねています。高そうなので、前を素通りですが、さすがに風情を醸し出しています。少し時間が早いのか、舞妓さんには、出会いませんでしたが、日没前後からがチャンス大とのことです。短い通りなので、すぐユーターンして、本日の京都散策を終了します。
本日の京都散策は、京都の台所とも言われる、錦市場です。別に目的があるわけでもないので、ゆっくり歩いて見ます。四条とおりから、寺町通りに入り、錦を目指します。寺町というくらいなので、寺が多いのかと思いきや、このあたりは、全国のいたるところにあるアーケード商店街と違いは感じません。しかし、京都ですね、人では多いように感じます。
間もなく、錦への入り口に到着です。名前が売れたとおりですが、ずいぶんと狭い通りに、ちょっと驚きです。しかし、通りに入るとその活気は感じます。
京都散策のねらいとしては、あたりの感じ、期待が膨らみます。
まず、目に付いたお店は、八百屋さん、「四寅」御幸町の角です。いわゆる京野菜や旬の野菜ですね。さすがに、やや、いい値段という感じがしますが、みずみずしさはさすがです。
次に目に入ったのは、川魚屋さんの「のとよ」さん、うなぎが前面のお店です。うなぎといえば、中国産のものに発がん物質のニュースもあり、やっぱり国産が安心ですね。
ゆばといえば、京都散策以外ではありえないお店が、つらなったり、ゆばは京都では日常的なものなのでしょう。
魚屋、すし屋がめに入ってきます。明石のたこや鯛は目につきます。すしはやはり、さばですね。
魚屋というと一般には、海の魚ですが、京都は案外川魚も多いんですね。漬物屋さんもめにつきますが、漬物専門の店というのも、京都ならではでしょうか。考えてみても、こんなに多種の漬物は、普通には目に出来ませんからね。
錦市場は、まだつづいていますが、次の目的へ、堺町から右折です。
7~8分というところで、あの有名な、イノダコーヒ本店です。入り口も趣あります。
中に入ると、意外と広いスペースに、ちょっとびっくり、静かです。2階の席にしました。
1940年創業の老舗コーヒー専門店です。自家焙煎コーヒーを楽しむことができます。コーヒーにあらかじめミルクと砂糖を入れて出してくれるのは、開業当時からの独自のスタイルだそうです。お店の外観は町家風で、中は洋風、テラス席で噴水を前にしてのコーヒータイムもおすすめです。
京都散策の締めとしては、最高の設定でした。帰りに、お土産のコーヒーを買って帰ります。おすすめは「アラビアの真珠」です。